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2013年12月11日 (水)

戦争体験者のお話を聞こう ~6年生社会科~

いま、6年生の社会科では、「アジア・太平洋戦争」について学習しています。

この学習のしめくくりとして、10日(火)の5時間めに、実際に戦争を体験された方に来ていただき、当時の様子や学校生活について、お話を聞かせていただきました。

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当時は、「小学校を卒業したら、女の子は勉強しなくてもよい」と風潮があったこと、出征される方の見送りや亡くなられた方のお迎えに行き、戦争ばっかりだったことなどを教えていただきました。

また、敦賀で空襲があったときは、一晩中飛行機の音がし、空が真っ赤に燃え、翌朝熱風に煽られて紙がたくさん飛んできていたそうです。食事も、自分たちが作った野菜やお米は殆ど供出に出され、おかゆに野草や大根おろしをまぜたものばかりだったことをお聞きしました。

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実際に戦地に持って行かれた「千人針」や貴重な資料も見せていただき、みんなの中から「寒気がする」とつぶやく声が聞こえてきました。

学習しながらもどこか遠い存在だった戦争が、近いものに感じられたのではないでしょうか。

たくさんの犠牲を出し、人々の生活に大きな影響を与えた戦争の恐ろしさを知り、二度と起こらない平和な社会にしていかなければいけませんね。たくさん聞かせていただき貴重なお話から、感じたこと、学んだことを、ぜひこれからの生活に活かしていってほしいと願います。

 

「戦争が終わったとき、本当にうれしかった」とおっしゃられた笑顔が、とても印象的で目に焼き付いています。

本当にありがとうございました。

【この下に出てくるコマーシャルは本校とは関係ありません。】