琵琶湖1周(4年校外学習)
10月13日(木)4年生の校外学習「琵琶湖1周」を行いました。
朝 「近江塩津8時5分発米原行き」に乗って大津方面へスタートしました。天候は曇り空で、時折お日様が顔を出す過ごしやすい1日でした。
朝の通勤時間で少しずつ満員になる電車の中で、窓から見える景色をつぶさに調べる姿が微笑ましかったです。伊吹山、長浜ドーム、彦根城、三上山などは身を乗り出して見て、しおりにまとめていました。さらに写真に残すためにカメラのシャッターを切る子どもたち、静かに過ごしたい一般のお客様には少し騒がしかったかもしれません。申し訳ありません。でも、いい勉強をしていたと思います。
大津に着いたら大津市科学館での活動です。最初にプラネタリウムを見ました。普段見られない満天の星、星座の学習や月の満ち欠けの学習をしました。「あ、知ってる。」「わーきれい。」など感動を口にする子も多かったです。
その後は展示ホールでいろいろな実験を体験しました。遠心力の体感実験、電磁石の実験など楽しみながら理科の不思議に触れました。ここでの思い出が今後の理科学習に生かされるといいです。
昼食後は安曇川に向かいました。山が琵琶湖に迫っている風景をしっかり記憶に残してくれたと思います。美しい棚田も印象的でした。
安曇川では扇子の絵付け体験をしました。絵付けの前に、扇子の仙骨作りについて教えていただきました。ざらざらだった竹が職人さんの削る作業を経ると、ピカピカのつるつるになりました。竹のつるつるした手触りに「すごーい。」「うわー気持ちいい。」と思わず歓声が上がりました。その後は絵付け体験です。みんな世界に一つの扇子を作ろうと必死に色を塗りました。できあがりは1ヶ月先、楽しみです。塩っ子祭りで飾りたいと思います。
いっぱいの経験を重ねた「琵琶湖1周」でした。到着した塩津駅では、「長かった。」「遠かった。」「疲れた。」という感想の他に、「もう1周したい。」「科学館をもう一度家族で行ってみたい。」「扇子を作るところもう一度見たい。」という感想も聞かれました。
秋の楽しい1日を過ごすことができました。お世話になった大津市科学館の皆様、すいた扇子の皆様ありがとうございました。